内臓脂肪が溜まる原因 睡眠不足編

「メタボとの関係」のページや
「内臓脂肪が溜まる原因 生活習慣編」のページでも触れている通り、
睡眠不足は内臓脂肪増加・メタボの大きな原因として挙げられます。

 

ここでは、睡眠不足による害について、詳しくご説明しましょう。

 

自律神経の乱れが悪循環を引き起こす

 

睡眠不足がもたらす大きな害として、
まず挙げられるのが「自律神経の乱れ」です。

 

自律神経には交感神経と副交感神経があるのですが、
「日中は活動・エネルギー消費のための交感神経を優位にし、
夜はリラックス・休息のための副交感神経を優位にする」という
切り替えがうまくいくのも、自律神経のバランスが整ってこそです。

 

睡眠不足で自律神経のバランスが乱れ、この切り替えができなくなると、

 

「日中なのに休息モードの副交感神経が優位で、
基礎代謝が低調になる=カロリー消費がうまくできずに太る」

 

「夜間なのに活動モードの交感神経が優位で寝つけず、
ますます睡眠不足が悪化する」

 

など、太りやすく、しかもそれを誘発する睡眠不足が
さらにひどくなるという悪循環が生まれてしまうのです。

 

 

体内時計にも乱れが!

 

睡眠不足は、人間の体内時計を乱す原因にもなります。

 

1日の周期は24時間ですが、人間の体内時計は24時間ちょうどではなく、
日々、若干のズレが生じています。

 

そのズレを修正するのが、睡眠と起床。

 

しっかりと睡眠をとって疲労を回復し、太陽の光を浴びてスッキリと覚醒できれば、
そこで交感神経が一気に目覚めて体内時計がリセットされ、
それまでのズレが修正できるのです。

 

しかし、睡眠不足で起床時もボーッとした状態だと、このリセットがうまく機能せず、
体のメカニズムも「活動時間帯なのかどうなのか」があいまいになってしまいます。

 

また、夜更かしをして「夜遅いのに、明るい照明をずっと浴びている」という状態だと、
休息のためのメカニズムもうまく働きません。

 

体内時計の乱れは自律神経の乱れに拍車をかけ、
「食欲を増進させるホルモン・グリシンの分泌が過多になる」
「リラックスや食欲の適切な抑制に役立つホルモン・セロトニンや
睡眠ホルモン・メラトニンの分泌量が減る」など、ホルモンバランスの面でも
大きな問題を引き起こすようになってしまうのです。