野菜と果物摂取の重要性

「健康のために野菜をたくさん食べましょう」という趣旨の言葉は、よく見聞きしますよね。

 

厚生労働省も「1日350g以上の野菜摂取」を目標に掲げていることからも分かるように、
野菜摂取は食生活においてかなりの重要性を持っています。

 

また「野菜350g以上」ほどメジャーではありませんが、
実は果物に関しても、農林水産省は「毎日くだもの200グラム運動」を推奨しています。

 

なぜ、これほどに野菜・果物が重要視されるのか?その理由についてご説明します。

 

 

野菜が内臓脂肪対策に重要な理由

 

野菜が内臓脂肪対策に重要な意味を持っている理由としては、以下のようなものが挙げられます。

 

○トマト・きゅうり・キャベツ・レタス・サラダ菜・アボカドなど、
生で食べる野菜には、脂肪分解作用を持つ消化酵素リパーゼや、
炭水化物分解作用を持つ消化酵素アミラーゼが豊富なものが多い。
○ゴボウや里芋などの根菜類は食物繊維が豊富で、腸内環境を整えることで
太りにくい体作りに役立つ。
○にんじんやピーマン・ほうれん草などの緑黄色野菜は強力な抗酸化作用を持ち、
活性酸素の害から体を守ってくれる。血管老化の防止にも役立つため、
内臓脂肪の悪影響による動脈硬化の発生予防や進行抑制作用も期待できる。

 

「生野菜と温野菜を食べる」「ひとつの野菜をたくさん食べるのではなく、
いろんな野菜を少しずつ食べる」ようにすれば、
こうした野菜の恩恵をしっかりと受けることができます。

 

 

果物は朝に食べればメリット大!

 

果物は、ビタミンCや食物繊維、さらに、余分な塩分を排出するカリウムが豊富なものが多く、
さらに「消化がいいので、大切なビタミン類なども吸収されやすい」というメリットを持っています。

 

また、「果物は甘くても、血糖値の急上昇を招きにくい」というのもメリット。
果物に含まれる糖分は果糖の割合が多いのですが、
この果糖の代謝は、ブドウ糖などと比べるとちょっと特殊なのです。

 

果糖の約1割はブドウ糖に変換されるため、
その分だけはインスリンの働きを必要とするものの、
残り9割は果糖のまま直接肝臓で代謝されるので、
その分についてはインスリンの働きを必要としないんですよ。

 

果物の中でGI値がもっとも高い部類に入るパイナップルやスイカでさえ、GI値は60台。
そして、それ以外のものは軒並み、GI値が20台〜50台の範囲内で収まっています。

 

ただし、果糖は「体に吸収されるのが早い」という特性もあるため、
夜に食べるのはあまりおすすめできません。

 

「朝の果物は金」という言葉がある事からも分かるように、果物は朝に食べるのが正解。
果物の果糖を、これからの活動のためのエネルギーにサッと使えるので
体内に糖分が溜まる事もなく、むしろ「脳が働くための糖分を素早くもらえてスッキリ」
という感じで、1日のスタートがいい形で切りやすくなりますよ。