健康にいいはずの和食にありがちな落とし穴

「和食中心の食生活」と聞くと、
いかにも健康的な食生活だという印象を受けますよね。

 

和食は、確かに「洋食や中華料理に比べて低脂肪」
「大豆や魚などを食べる機会も多くなる」
「漬物・味噌・醤油・納豆など、他の料理ではあまり摂れない
植物性の発酵食品を摂れる機会が多い」

 

などといった数々のメリットがありますが、
「和食中心の生活なら完璧!」というわけではありません。

 

なぜなら、和食ばかりに頼った食生活には、いくつかの落とし穴もあるのです。

 

 

和食にありがちな落とし穴はこれ!

 

和食にありがちな落とし穴としては、おもに以下の3点が挙げられます。

 

@生野菜・果物の摂取量が少ない。
A煮物・漬物・梅干・味噌汁など塩分量が気になるものが多く、塩分過多になりやすい。
B砂糖を使った甘い味付けになりやすい
Cご飯(特に白米)の量が多くなりやすい。

 

生野菜・果物の不足は、
抗酸化作用のあるビタミンCや、消化酵素の不足原因になりますし、
塩分量が多いと高血圧や動脈硬化など、血管を傷めるリスクが高まってしまいます。

 

そして、砂糖やたくさんのご飯を食べることは、
「高GI値の食品(砂糖・ご飯)を大量に摂ることで
血糖値の急上昇を招く」というリスクが高く、

 

血糖値の急上昇に伴い大量分泌された
インスリンが糖分を脂肪に変えてしまい、内臓脂肪の増加リスクがあるのです。

 

和食は、以下の工夫をすることで、内臓脂肪対策に役立つものになります。

 

・塩分や糖分を控えめにし、素材の持ち味を活かした味付けにする
・「白米とご飯の友」といった食べ方を避け、
できれば胚芽米や分つき米などに変えたり、雑穀を加えたりする
・おかずの品数を多くするか、一品に含まれる食材を多くする
・生野菜や果物を意識的に摂るようにする

 

 

和食の定義、間違えていませんか?

 

和食については、もうひとつ問題点があります。

 

それは…「人によっては、
和食の定義を間違えている場合がある」ということです。

 

お寿司、お好み焼き、天丼、うどんなどは、
広義の「日本食」ではあっても、「和食」とは言い難いものです。

 

ユネスコに登録された「日本人の伝統的な食文化」としての和食は、
あくまで「一汁三菜」を基本とした和食を指すのです。

 

たとえ食材的には和食系統のメニューであっても、単品ものなどは、
和食の定義に含めて考えるべきではない、ということですね。

 

こうした単品ものを「和食」として食べ続ければ、
生野菜サラダをつけた程度ではカバーしきれない
栄養の大きな偏りを招くことになってしまいますよ。