内臓脂肪とメタボリックシンドロームの関係

内臓脂肪とメタボリックシンドロームは密接な関係で結ばれています。
というのも、メタボリックシンドロームと診断されるのに必須条件なのが、
「内臓脂肪型肥満であること」だからです。
メタボリックシンドロームは内臓脂肪型肥満と「高血糖」「高血圧」「脂質異常」の中から
どれか2つが当てはまった状態のことを指します。

 

しかし、内臓脂肪型肥満になっていると、高血圧になったり、高血糖になったり脂質異常になったりと
どれも重なってくる症状なので、内臓脂肪型肥満になっている時点でメタボリックシンドロームだと
断言しても問題はありません。

 

「血糖値が標準より少し高め」とか「血圧が少し高い」というような予備軍でも、
内臓脂肪をそのままにしておくと、近い将来血糖値か血圧が標準値を超えてオーバーしてしまいます。
そうなる前に対策を行うことで、内臓脂肪を燃焼させ、将来の危険性を少しでも削減することができます。

 

メタボリックシンドロームの危険性

 

近年では、メタボリックシンドロームの危険性が重要視されています。

それはなぜでしょうか?

 

メタボリックシンドロームは1つの症状で発症される症状ではありません。
内臓脂肪型肥満と併用して、高血圧か高血糖が併発しないとメタボリックシンドロームということになりません。

 

なので、内臓脂肪型肥満に何かの要素が加わっただけで非常に危ない状態になってしまうということです。
また、メタボリックシンドロームに掛かっている人は、掛かっていない人に比べて
最大で35倍以上も心臓病で亡くなる可能性が高くなってしまいます。

 

メタボリックシンドロームになりやすくなる原因

メタボリックシンドロームになる原因としてはいくつか考えられますが、
食生活や運動不足のほかにも色々な理由があります。

 

それは、「睡眠不足」ということです。

睡眠が足りていないと、血圧が高くなってしまったり、糖尿病の発症リスクが高まってしまったりなど、様々な悪影響が出てしまいます。

 

また、睡眠不足から食欲がなくなってしまって、偏った食生活になってしまうことも考えられるので、
結果的に、メタボリックシンドロームを引き起こしてしまう原因になることが多いです。

 

他にも、喫煙やアルコールの摂りすぎなどによっても、メタボリックシンドロームになる可能性を高めてしまいます。
喫煙では、血管を細くしてしまうというのと、肺の血管にニコチンやタールが詰まってしまって、
十分な酸素を身体に送ることができなくなってしまいます。
アルコールも、適度に摂取するなら血管拡張の効果もあるのですが、摂取し過ぎてしまうと、
内臓を弱めてしまい、糖分の過剰摂取となってしまって、糖尿病を引き起こすことにもなりかねません。

 

もちろん、年齢の問題もあります。

年を重ねると、代謝機能が低下してきますので、効率よく脂肪を燃焼させることが難しくなります。
なので、今までと同じように食生活を送っていると、どんどん内臓脂肪が溜まっていき、
しかも、燃焼させづらくなるので、余計に溜まっていくという悪循環になってしまいます。

 

 

メタボリックシンドロームになりやすい人

同じだけの運動量と同じだけの食事量でも、メタボリックシンドロームになりやすい人となりにくい人がいます。それは「遺伝」の問題もありますが、その前に「男女」の問題があります。
男性ホルモンは女性ホルモンに比べて内臓脂肪を溜めやすいので、男性の方がメタボリックシンドロームに
なりやすいといえます。

 

しかし、女性も閉経後は女性ホルモンの分泌が抑えられるので、肥満と共に、内臓脂肪が多くなる傾向があります。